ヒメイワギボウシ(姫岩擬宝珠)

Hosta gracillima


ヒメイワギボウシ

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ギボウシ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     葉は柄があり、狭卵形で、長さ3〜10cm、基部は楔形になる。
     花は茎の先に数個つき、淡紫色で、花冠の中部から先は広い鐘形、裂片は開く。花冠の内側の脈は濃紫色。

  • 分布・生育地

  •  本州(近畿地方)、四国
     深山の谷沿いの岩上

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年9月5日 高知県幡多郡

  • 撮影記

  •  高知県のその渓谷にこの花があると知り、車を走らせた。
     谷沿いの岩上という本の記述をたよりに探してみるものの、川沿いに降りられる場所もなく、全く見当たらない。
     遅い昼飯にでもしようかと、やっと川まで降りてみると、増水時には水につかるような水辺の岩壁に数株この花があった。

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