ヒメニラ(姫韮)

Allium monanthum


ヒメニラ

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ネギ属

  • 特徴

  •  草丈5〜10cmの多年草。
     鱗茎は卵形で10mm程度。繊細な植物である。
     葉は花茎の基部に2個つき、長さ10〜20cm、幅3〜8mm、断面は三日月形。
     花は花茎の先端に1〜2個つき、花被片は6個で白色〜淡紅色。雌雄異株で写真は雌株である。

  • 分布・生育地

  •  北海道、本州(近畿地方以北)、四国
     山野

  • 花期
  • : 3〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年4月24日 長野県諏訪郡

  • 撮影記

  •  春先、か細い花茎の先に花被片の開かない小さな花を1〜2個つける。
     スミレ類の撮影で目線を低くしたとき、足元でひっそり咲いているのを見つけることが多い。
     小さな花で、気をつけないと踏み潰してしまいそうである。

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