
|
- 科名・属名 : ユリ科 ネギ属
注.APG分類では、ヒガンバナ科(AMARYLLIDACEAE)、属名以下学名変わらず
- 特徴 :
草丈5〜10cmの多年草。
繊細な植物で、わずかにニラに似た臭いがある。
鱗茎は卵形で10mm程度。
葉は1〜2個が花茎の基部に根出状につき、線形で長さ10〜20cm、幅3〜8mm、断面は三日月形。
花は花茎の先端に1〜2個つき、雄株・雌株・両性株がある。総苞は卵状膜質で裂けない。花被片は6個、長楕円形で、長さ4〜5mm、白色〜微紅色。雌花の花被片はやや鋭頭、雄しべはなく、雌しべは大型で結実する。雄花の花被片は鈍頭〜やや凹頭、6個の雄しべと小型のめしべがあり、結実しない。両性花は稀。
果実(刮ハ)は球形。
- 分布・生育地 :
北海道〜九州 (国外:朝鮮、中国(東北部)、ロシア(ウスリー) 山野
- 花期 : 3〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1994年4月24日 長野県諏訪郡 中上・全体2 2025年3月30日 東京都あきる野市 中中・全体3、以下全て 同 上 (上、中上、中中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
春先、か細い花茎の先に花被片の開かない小さな花を1〜2個つける。
スミレ類の撮影で目線を低くしたとき、足元でひっそり咲いているのを見つけることが多い。
小さな花で、気をつけないと踏み潰してしまいそうである。
花には雄株・雌株・両性株があると知り、30年振りに撮影に出かけた。
図鑑には雄花の花被片は鈍頭〜やや凹頭、6個の雄しべと小型の雌しべがあるとされているので、中下の写真は雄しべが2個しか見えないがそれに当たると思う。ただ左下の写真の花は花被片がやや鋭頭で雌しべが大きいので雌花かと思ったが、雌しべの左横に小さな雄しべが1個見える、雌花には雄しべがないとのことなので、ひよっとすると稀にしかないという両性花なのかもしれない。


同じ科の仲間の花
|