ヒメサユリ(姫小百合)

Lilium rubellum


ヒメサユリ

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ユリ属

  • 特徴

  •  草丈30〜80cmの多年草。
     鱗茎は小さい卵形で直径2〜3cm。
     葉はあまり多くつかず、広披針形で長さ5〜10cm。
     花は茎頂に数個、芳香のある花を横向きに咲かせる。花被片は淡紅色で5〜7cm。

  • 分布・生育地

  •  本州(山形、福島、新潟県境)
     山地の草地

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年7月6日 福島県南会津郡
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  ピンク一色の花でありながら、そのわずかな濃淡に何ともいえない美しさがある。
     山形、福島、新潟県境の奥深い山の草原に咲き、簡単に行き着ける場所には少ない。
     しかし、福島県の南郷村に保護されている自生地は、かなり山深い場所であるが、割合に簡単に見ることができる。
     花期には観光客も多いものの、素晴らしいピンクの群落を見ることができる。
     この日は、やや高曇りの絶好の撮影日和で、柔らかなピンクの美しさが表現できた。

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花アップ