イワギボウシ(岩擬宝珠)

Hosta longipes


イワギボウシ1

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ギボウシ属

  • 特徴

  •  草丈30cm程度の多年草。
     葉は厚く長い柄があり、卵形で長さ10〜15cm。暗緑色で紫褐色の斑点がある。
     花は花茎の先に淡紫色で長さ4cm程度、苞は薄くてやや広く、開花時にはしおれる。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東、中部地方)
     山中の湿った岩上や樹上

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年9月23日 群馬県妙義山
     アップ 1995年9月23日 同上

  • 撮影記

  •  山容が急峻な岩峰からなる妙義山は、その厳しい環境条件から固有種が多い。
     その大部分はそそり立つ岩壁に生育していて、見つけるのも大変であるが、撮影も容易ではない。
     この花はそんな特殊な花ではないが、名のとおり岩壁にへばりつくように咲いている。

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イワギボウシ2