ジョウロウホトトギス(上臈杜鵑草)

Tricyrtis macrantha


ジョウロウホトトギス

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ホトトギス属

  • 特徴

  •  草丈40〜80cmの多年草。
     茎は垂れ下がり、上向きの褐色の毛が生える。
     葉は互生し、卵状楕円形で、長さ7〜15cm。短い柄があり、基部は心形で、片側に耳片があって茎を抱く。
     花は茎の上部の葉腋に1〜2個、黄色で狭い釣鐘形の花をつける。花被片の内面全体に赤紫色の斑点がある。

  • 分布・生育地

  •  四国(高知県)  石灰岩の岩場

  • 花期
  • : 9〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年9月27日  高知県
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  「十数年前と大分変わったな」と同行の花仲間が言うように、最近、人の入ったことのない沢と急な林を登ると、石灰岩の岩場に出た。
     石灰岩の採掘が中止となった岩場には、話に聞いていたとおり、何十株の群落が岩壁を飾っていた。
     盗掘で激減し自生を見ることは稀といわれるこの花も、人の近づかない場所にはまだ残っていて感動した。
     石灰岩の岩場の撮影は青かぶりしやすいが、今日は林からの照り返しで思ったほどでもなかった。
     アップの写真を見ると、特徴の一つである花の内側全体に赤紫色の斑点があることがよくわかる。

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