カノコユリ(鹿の子百合)Lilium speciosum |
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草丈100〜150cmの多年草。 葉は卵状披針形で、長さ10〜18cm、幅2〜6cm、先は尖る。 花は直径約10cmで、数個から20個くらいつく。 花被片は白色で淡紅色を帯び、濃紅色の斑点があり、強く反り返る。 九州、四国 海岸の岩上や山中の崖 1988年7月24日 徳島県海部郡 アップ 同 上 この花は、九州の西海岸や甑島に咲く茎が太く、花が横向きまたはややうつむいて咲くカノコユリと呼ぶタイプと、 四国の山中の崖から垂れ下がり、茎が細く花がうつむくタキユリと呼ぶタイプがある。 この写真はタキユリのタイプで、よく出かけた徳島県の渓谷に行く途中の林道際に咲いていた。 行きに咲いているのを確認し、帰りにタクシーを止め、急いで撮影した。 よく栽培もされる美しいユリである。 同じ科の仲間の花 |