- 科名・属名
: ユリ科 カタクリ属
- 特徴
: 草丈10〜20cmの多年草。鱗茎は筒状長楕円形で毎年更新を重ね、新鱗茎が下につく。
葉は普通2個、長楕円形または卵形で長さ6〜12cm、やや厚くて柔らかく、淡緑色で、普通、暗紫色の斑紋がある。
花は花茎の先に1個、下向きに開く。花披片は6個、淡紅紫色で上方へ強く反り返る。基部には濃紫色のW字形の斑紋がある。
花の白いものがあり●シロバナカタクリ(f. leucanthum)という。
- 分布・生育地
: 北海道〜九州 山野の林下
- 花期
: 3〜5月
- 撮影場所・月日
: 1986年5月18日 新潟県佐渡ヶ島 アップ 1983年4月3日 新潟県弥彦山
- 撮影記
:
昔は片栗粉といってこの鱗茎からでんぷんをとって食べていた。今はじゃがいものでんぷんであるが。
都市近郊に残されたこの花の群落は、開花するとテレビや新聞に乗るほど、春を感じさせる花である。反り返る花披片と花色が人を引きつけるのだろうか。
太平洋岸や西日本で見る花は、右の写真のように葉に暗紫色の斑紋があるものの、佐渡(左の写真)や北地では斑紋がない。
私は、どの花も生育地についてははっきり書いていないが、旭川の突哨山のこの花の群落は、何キロに渡って続き見事なものだった。
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