キバナノヒメユリ(黄花野姫百合)

Lilium callosum var. flaviflorum


キバナノヒメユリ1

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ユリ属

  • 特徴

  •  草丈50〜80cmの多年草。
     匐枝はなく、葉は線形で幅5mm。
     花は茎の上部に数個下向きに咲き、花被片は黄色〜橙黄色で、強く反り返る。

  • 分布・生育地

  •  九州〜沖縄  草地

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2013年9月3日 沖縄県那覇市
     中    同 上
     下左右・花    同 上

  • 撮影記

  •  ノヒメユリの花弁が赤橙色であるのに対し、この花は名前のように花弁は黄色だ。
     普通、花色の違いは品種(forma)として学名がつけられることが多いが、この花は変種(var)となっている。
     目にしたのは沖縄の小高い丘陵の草地、他の草より抜きん出て高いノヒメユリと違い、ススキに隠れるぐらい草丈は低かった。
     時期も9月初めであったにもかかわらず、まだ蕾も多く、花期もノヒメユリよりやや遅いような気がしたが、これらが変種とされた理由なのかどうかは?だ。

    花2

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キバナノヒメユリ2

花1