ノギラン(芒蘭)

Metanarthecium luteoviridis


ノギラン

  • 科名・属名 : ユリ科 ノギラン属
     注.APG分類ではキンコウカ科(NARTHECIACEAE)ソクシンラン属、学名(Aletris luteoviridis)

  • 特徴 :
     草丈20〜50cmの多年草。
     根出葉は倒披心形で、長さ8〜20cm。
     花は花茎の先に穂状花序となって多数上向きに咲き、花被片は緑色を帯びた淡黄褐色、線状披針形で長さ6〜8mm。雄しべは花被片より短く、花糸に毛がない。
     果実(刮ハ)は長楕円形で花被片より短い。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:日本固有)
     山地

  • 花期 :  6〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     1994年7月24日  群馬県妙義山
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花 2015年7月24日  高知県吾川郡
     下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     色も形も地味な花で、花後花被片は落ちずに残っている。
     妙義山に、夏の固有種を撮影に行った際、岩場の下で咲いていた。
     最近はノギラン属でなく、ソクシンラン属に分類している場合も多い。

  • 同じ科の仲間の花
花

葉