オモト(万年青)

Rohdea japonica


オモト

  • 科名・属名 :
     ユリ科 オモト属
     注.APG分類では、クサスギカズラ科(ASPARAGACEAE)

  • 特徴 :
     花茎の高さ10〜20cmの多年草。
     葉は厚い革質で光沢があり、披針形〜倒披針形で長さ30〜50cm。
     花茎は太く、多数の花が穂状花序を作り、花被片は淡黄色で中部以上まで合着して深い皿形になり、裂片は内側に曲がる。
     果実(液果)は球形で径8〜10mm、熟して朱色になる。

  • 分布・生育地 :
     本州(関東地方以西)〜九州 (国外:中国)
     暖地の林下

  • 花期 :  5〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 1994年6月18日  千葉県清澄山
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花 2009年6月12日  熊本県阿蘇
     下・葉 2016年8月10日  静岡県裾野市

  • 撮影記 :
     千葉県の清澄山に腐生ランを探しに行った際見かけた。
     オモト(万年青)は栽培されることが多いので園芸種と思っていた。
     それに蕾と思ってあまりカット数を撮影しなかったら、関東地方以西に分布する自生種で後悔した。
     2009年、久しぶりにこの花に出会った。今回は反省をもとに深い皿形になっている花のアップも撮影した。

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花

葉