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- 科名・属名 : ユリ科 シオデ属
注.APG分類ではサルトリイバラ科(SMILACACEAE)
- 特徴 :
つる性の常緑低木。
茎は疎らに分枝し、刺はない。
葉は互生し、卵状〜線状披針形で、長さ5〜12cm、幅1.5〜8cm。質は硬い革質で厚く、先は鋭尖頭で全縁。葉柄は長さ0.5〜2cm。
花は葉腋から傘状花序を出して多数つき、暗紫色で花被片は狭長楕円形、長さ約3mm。花硬は長さ1〜2cm、小花硬は細く、長さ約1cm。
果実(液果)は球形で、径約1cm、黒緑色に熟す。
- 分布・生育地 :
九州(奄美大島以南)〜沖縄 林縁
- 花期 : 3〜11月(1年中?)
- 撮影月日・場所 :
2015年3月24日 沖縄県うるま市 中・花 同 上 下左・果実 2014年1月21日 沖縄県国頭郡 下右・葉 同 上
- 撮影記 :
沖縄の林内を歩いていると、この花の長細く硬い革質の葉をよく見かける。
しかし、花の咲いている時になかなか出会えず、やっと開花している株をみつけたものの、花のアップばかり気になっていて全体の姿を撮り損ねてしまった。
ただ、この花の特徴は、卵状〜線状披針形で厚い葉と、黒緑色に熟す果実であるが、全体の姿も早く撮影して載せたい。
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