タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)

Tricyrtis latifolia


タマガワホトトギス1

  • 科名・属名 : ユリ科 ホトトギス属

  • 特徴 :
     草丈40〜80cmの多年草。
     葉は広楕円形で長さ8〜18cm。先は急に尖り、基部は心形で茎を抱く。茎や葉に毛はない。
     花は茎頂と上部の葉腋に散房花序につき、花被片は黄色で斜めに開き、内側には紫褐色の斑点がある。長さは約2cm、内片は長楕円形、外片は広長楕円形で内片よりはるかに幅広く、基部に大きなふくらみがある。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州 (国外:日本固有)
     山地の沢沿いや湿った林下

  • 花期 :  7〜9月

  • 撮影月日・場所 :
     1997年8月9日  東京都三頭山
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中 2005年8月20日  山梨県北杜市
     下左・花、下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     黄色の花を咲かせるホトトギスの仲間では唯一広い地域に分布している。
     沢沿いなどでよく見かけ、普通数個花を咲かせた状態の株が多く、写真のように数多くの花がついていることはあまりない。
     和名のタマガワ(玉川)は、牧野富太郎先生の説では、この花の黄色をヤマブキ(山吹)の花の色にたとえ、京都にあったヤマブキ(山吹)の名所の井手の玉川の名を借りたとのことである。

  • 花

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タマガワホトトギス2

花