ツバメオモト(燕万年青)

Clintonia udensis


ツバメオモト

  • 科名・属名
  • : ユリ科 ツバメオモト属

  • 特徴

  •  草丈20〜30cmの多年草。
     葉は根元に2〜5枚つき、倒卵状長楕円形でやや厚く、長さ15〜30cm。
     花は花茎の先に数個、白い花をつける。花被片は6枚。
     花後、花茎は40〜70cmに伸び、果実は濃藍色に熟す。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(奈良県以北)
     亜高山の針葉樹林下

  • 花期
  • : 5〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1981年5月24日 山梨県櫛形山

  • 撮影記

  •  初夏の頃、山の針葉樹林下で見かけることが多い。
     万年青のような葉の真ん中から花茎を伸ばし、先に白い花を数個咲かせ、優しい感じのする花である。
     写真は載せられなかったが、果実は濃い藍色で美しい。

    同じ科の仲間の花