メヘゴ(雌桫欏)

Cyathea ogurae


メヘゴ

  • 科吊・属吊 : ヘゴ科 ヘゴ属

  • 特徴 :
     草丈1~4mの木生シダ。
     茎は直立し、基部は径20cmになる。上部に枯れた葉柄基部が残る。
     葉は3回羽状浅裂~深裂、葉身は卵状楕円形~倒卵状楕円形で鋭尖頭、長さ1.5~2(-2.5)m、幅は最大1m以上になる。側羽片は長楕円形、長さ(14-)22~37(-49)cm、幅(5-)9~14(-15)cm。小羽片は長楕円形、長さ(2.8-)4.7~7.4(-9.7)cm、幅(0.8-)1.2~1.6(-2)cm。裂片は広卵形で鋭頭、鋸歯縁。質は紙質で緑色。
     葉柄は紫褐色で光沢があり、長さ最大1m以上。葉柄基部の鱗片は早落性、褐色で光沢があり、披針形で長さ(0.4-)0.8~1.5(-1.8)cm。羽軸は濃紫色で平滑、光沢があり、鱗片は褐色~黒褐色、卵形~卵状披針形で袋状、辺縁に突起がある。
     胞子嚢群は裂片の中肋と辺縁の中間~やや中肋寄りにつき、円形で径、(0.8-)0.9~1.1(-1.2)mm、包膜はない。

  • 分布・生育地 :
     東京都小笠原諸島 (国外:日本固有)
     林内の沢沿いの湿潤な場所

  • 撮影月日・場所 :
      2011年6月24日  東京都小笠原諸島(父島)
     (拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     初めて訪れた小笠原諸島、片道1昼夜もかかる船便が週に1往復しかないので、長期の休暇をとりづらい会社勤めでは在職中に訪れることはできなかった場所だ。
     せっかく訪れるのだからと事前にどんな固有種があるのかしっかり勉強してきたが、あまり詳しくない木本類やシダ類などに固有種が多く実際に見るまでは心配だった。
     小笠原にはヘゴの仲間が他に2種あるが、それらは茎が樹状に高く伸びるので見分けることができる。

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