ミズスギ(水杉)

Lycopodium cernuum


ミズスギ

  • 科名・属名 :
     ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属

  • 特徴 :
     匍匐し先で直立性となる常緑性シダ。
     茎は地上を長く匍匐し、所々で直立した側枝を出し、まばらに根を出す。匍匐する茎は径3〜5mm。
     匍匐茎の葉はやや密につき、披針形〜狭長楕円形で長さ3〜7mm、幅1.3〜2.1mm。鋭尖頭で全縁、淡緑色。
     直立する茎は大きいものでは長さ50cm、径5〜9mmになって分岐する。直立茎の葉は、線状披針形で長さ3〜5mm、幅0.3〜0.7mm。全縁で柔らかく内側に曲がることが多い。
     胞子嚢穂は小枝の先に1〜2個下向きにつき、卵形で長さ3〜10mm、径2.5〜3mm。胞子葉は広卵形で密につき、色は淡く辺縁に微突起がある。

  • 分布・生育地 :
     本州(伊豆、東海以南)〜沖縄(北海道〜関東にも点在) (国外:世界の熱帯、亜熱帯域)
     やや湿った日当たりのいい場所

  • 撮影月日・場所 :
     2007年2月16日  沖縄県石垣島
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・胞子嚢穂    同  上

  • 撮影記 :
     本州(伊豆半島、伊豆七島、東海地方)以南〜沖縄にかけて分布しているが、それより北でも点在し、北海道でも見つかったことがあるようだ。
     図鑑によると、北の地域で見つかる株は小さく、匍匐茎のだけの場合もあるようだが、南方で見る株は大きいものが多い。
     林道際などではそうでもないが、海岸近くの日当たりのいい湿った土手に生えるものは、直立茎が50cm近くなるものもあり、匍匐性のシダのイメージとは大きく異なる。
     写真の株は2月だったためそれほどでもなかったが、5月に見た時は大きく広がり、高い直立茎を立てていた。

  • その他のシダ
胞子嚢穂