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- 科名・属名 : フサシダ科 フサシダ属
- 特徴 :
草丈20〜50cmの常緑性シダ。
根茎は短く匍匐し、1〜2本の直立した葉をつける。
栄養葉は2〜8回叉状に分岐し、頂端に幅1〜1.5mmの裂片をつける。葉柄と葉身の区別は難しい。
胞子嚢をつける裂片は頂端に5〜10対羽状に集まり、胞子嚢は小裂片に2列に並ぶ。
- 分布・生育地 :
南西諸島 (国外:台湾、マダガスカル〜ニュージーランドの旧世界の熱帯域) やや乾いた林下
- 撮影月日・場所 :
2007年11月19日 沖縄県西表島 中、下・胞子嚢 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
図鑑にはやや乾いた林下に生じるとあったが、そこは川沿いの水溜りも点在する湿った林下だった。
最初はどこにあるのかわからなかったが、じっと見ていると、細い棒のようなものが手を広げているような形で生えているのに気がついた。
カンザシワラビだ。変わった形をしているので前から見たかったシダだった。
ただ、確かに面白い形をしているが、これを簪(かんざし)と看做すのは結構厳しいものがある。
この島に出かける度にこの場所に立ち寄っているが、若いうちは少し赤みを帯びたような葉(茎?)である。
その他のシダ
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