ハチジョウシダモドキ(八丈羊歯擬)

Pteris oshimensis


ハチジョウシダモドキ1

  • 科名・属名 : イノモトソウ科 イノモトソウ属

  • 特徴 :
     草丈50〜80cmの常緑性シダ。
     根茎は短く斜上し、褐色で細い鱗片がやや密につく。
     葉身は2回羽状全裂、長楕円形〜卵状長楕円形、長さ(17-)28〜40(-47)cm、幅(10-)17〜24(-26)cm。羽片は(4-)6〜8(-9)対、羽片や裂片は中軸や羽軸と60〜70度の角度でつき、下部の羽片には1〜2個の長い小羽片がつく。羽片は基部が広いくさび形で長さ1〜1.3cm、幅0.4〜0.5cm、両端がほぼ並行的、先は円頭〜鈍頭。葉柄は淡緑色で基部は褐色を帯びることがあり、長さ(11-)25〜41(-49)cm、鱗片は淡褐色〜黒褐色、披針形〜線状披針形であるが早落性。
     胞子嚢群は裂片の辺縁につき線形。

  • 分布・生育地 :
     本州(千葉、神奈川、伊豆半島、紀伊半島)、四国(南部)、九州(徳之島まで) (国外:中国、ベトナム)
     林下

  • 撮影月日・場所 :
     2013年2月8日  高知県安芸郡
     中 2007年6月9日  鹿児島県奄美大島
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・胞子嚢群 2013年2月8日  高知県安芸郡

  • 撮影記 :
     ハチジョウシダが和名につけられたシダは十数種あり、わかりやすいいくつかを除き、同定が難しい仲間の一つである。
     同定は側羽片が何対あるか、羽片の幅のどの部分が最も広いかなどで判断するが、いずれにしても初心者には難しい。
     高知県と奄美大島で撮影したこのシダ、本種と同定したが、同定にそれほど自信があるわけではない。

  • その他のシダ
ハチジョウシダモドキ2

胞子嚢群