ホソバノコギリシダ×オオバミヤマノコギリシダ(細葉鋸羊歯×大葉深山鋸羊歯)

Diplazium fauriei × D. hayatamae


ホソバノコギリシダ×オオバミヤマノコギリシダ


  • 科吊・属吊 : イワデンダ科 ノコギリシダ属

  • 特徴 :
     50~80cmの常緑性シダ。
     ホソバノコギリシダオオバミヤマノコギリシダの推定雑種。
     両者の中間的な形態をもつが、詳細ははっきりしない。

  • 分布・生育地 :
     本州(静岡・愛知県、紀伊半島)四国、九州(南部、屋久島、種子島) (国外:日本固有)
     山地の林下

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体 2025年3月1日  静岡県袋井市
    (上は拡大写真あり、写真をクリック)
    中・葉(表)、以下全て    同  上

  • 撮影記 :
     高校・大学の生物部の先輩に案内された訪れた場所は、昆虫を追いかけていた当時に訪れた場所だった。
     ただ50年以上の前の記憶では明るい雑木林の谷間だったのだが、今は木々も大きくなってやや薄暗くなりシダの宝庫と変わっていた。
     イワデンダ科(メシダ科)のウスバミヤマノコギリシダホソバノコギリシダオオバミヤマノコギリシダコクモウクジャクなど次々に現れれた。
     その中に生物部のシダの専門家が同定したという、ホソバノコギリシダの草姿に似ているがやや感じの異なるこの雑種も生えていた。
     帰って特徴などの詳細を調べたが、詳細について記述のある図鑑はなく、残念ながら写真のアップだけになった。

  • 葉柄基部鱗片

    その他のシダ
葉(表)

胞子嚢群