ヤマソテツ(山蘇鉄)

Plagiogyria matsumurana


ヤマソテツ

  • 科名・属名 :
     キジノオシダ科 キジノオシダ属

  • 特徴 :
     草丈30〜80cmの夏緑性シダ。
     根茎は太くて短く、斜上して端に葉を叢生する。
     葉は2形で単羽状、栄養葉は広がってつき、葉身は長さ20〜70cm、幅7〜15cm。羽状全裂し、下部羽片はごく僅か短くなり、基部は両側とも広く中軸につく。質は紙質〜草質、辺縁は細かい重鋸歯縁で先端に近い所ほどはっきりした鋸歯となる。葉柄は長さ6〜15cm。
     胞子葉は栄養葉の基部に直立し、胞子葉より高く伸び、羽片は線形、羽片の基部は中軸に広くつき、胞子はやや隆起した脈に沿って胞子嚢群をつくる。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜四国、九州(屋久島)
     深山の林下や斜面

  • 撮影月日・場所 :
     2008年7月20日  長野県志賀高原
     下・胞子葉    同  上

  • 撮影記 :
     深山のの林下に群生しているのを見ることが多いが、この写真は長野県志賀高原のササの密生する明るい林縁に群生していた。
     それ以前に撮影していた写真はやや薄暗い林下で、胞子葉の草丈が高いことから風の影響を受け、ブレのひどい写真になってしまっていた。
     ミヤマシシガシラにも似ているが、はるかに大きくなり、葉が薄く鋸歯があることなどで判断できる。

  • その他のシダ
胞子葉