イワヘゴ(岩へご)

Dryopteris atrata



  • 科名・属名 : オシダ科 オシダ属
     注.APG分類では、学名(Dryopteris cycadina)

  • 特徴 :
     草丈60〜120cmの常緑性シダ。
     根茎は太くて短く、直立して葉を叢生する。
     葉身は単羽状複生、倒披針形〜長楕円状倒披針形で鋭尖頭、長さ40〜80cm、幅15〜25cm。羽片は20〜30対つき、下部2〜3対の羽片は下向きとなる。羽片は線形、長さ8〜15cm、幅1〜2cm、先端に向けて次第に狭くなり、鋭尖頭で先は切形、辺縁は浅裂するか鋸歯縁。葉柄は長さ25〜40cm、根茎とともに黒褐色〜光沢ある黒色で長さ2cmにもなる鱗片を密につける。基部の鱗片には辺縁にまばらに毛状突起がある。
     胞子嚢群は羽片全面に散在し、包膜は円腎形で全縁。

  • 分布・生育地 :
     本州(山形県、関東地方南部以西)〜九州 (国外:朝鮮(済州島)、台湾、中国〜インド、ヒマラヤ)
     暖地の山地の沢沿い、日陰の林床

  • 撮影月日・場所 :
     2008年11月2日  群馬県富岡市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・胞子嚢群    同  上

  • 撮影記 :
     本州〜九州まで分布しているが、本州では山形県や関東地方南部以西という暖地性のシダである。
     この写真は、多分分布の北限に近い群馬県の山裾、沢の側の暗い樹林下でしかも午後遅く撮影したもので、ひどく青カブリした写真になり、スキャン後色調整したが修正しきれなかった。
     南のほうに行けばそう珍しいシダではないだけに、そのうちもっといい写真と差替えたい。

  • その他のシダ
胞子嚢群