オオギミシダ(大宜味羊歯)

Woodwardia harlandii


オオギミシダ

  • 科名・属名
  • : シシガシラ科 コモチシダ属

  • 特徴

  •  草丈60〜90cmの常緑性シダ。
     根茎は細く横に走り、葉はやや隔たってつく。
     葉はやや2形で、栄養葉は単葉または単羽状で1から2対の側羽片をつける。側羽片は線形で鎌状、長さ20cm、幅4cmの大きさにもなる。栄養葉の葉柄は長く50cm近くなることもある。若い葉は赤みを帯びる。
     胞子葉は単羽状で、大きな頂羽片と2〜3対の側羽片があり、長さ幅とも約40cmにもなる。側羽片は線形で先端近くが最も幅が広く、長さ25cm、幅2.5cmになる。
     胞子嚢群は線形で、中肋の両側につき、長さ約1cm。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島)、沖縄  山地の樹林下

  • 撮影月日・場所

  •  2007年12月9日 沖縄県国頭郡
     中・胞子嚢群   同 上
     下・若葉 2012年10月22日   同 上

  • 撮影記

  •  やんばるの山中、何かないかときょろきょろあたりを見回しながら登っていくと、山道の谷川斜面に変わったシダが生えているのが目に入った。
     シダについては興味を持ち始めたばかりで詳しくなかったが、その形から「レッドデータプランツ」(山と渓谷社)で永田芳男さんが苦労したと書いていたシダであるのを覚えていた。
     見るとしっかり胞子嚢もついている。谷から吹き上げる風に悩まされながら何とか撮影した。
     やや珍しい種のようであるが、その後山道沿いでも何株も目にした。若い葉は赤みを帯びていて綺麗だった。

    その他のシダ
胞子嚢群

若葉