オオクボシダ(大久保羊歯)

Micropolypodium okuboi


オオクボシダ1

  • 科名・属名
  • : ウラボシ科 オオクボシダ属

  • 特徴

  •  草丈5〜15cmの常緑性シダ。
     根茎は短く斜上し、数個の葉を叢生する。
     葉身は狭披針形〜線形、長さ5〜15cm。羽状深裂し、側裂片は長楕円形、鈍頭から円頭、全縁で、長さ3〜6mm、幅2〜4mm。両面に赤褐色で硬い開出毛がある。葉柄は短く、長さ約2mmの赤褐色から暗褐色の毛をやや密につける。
     胞子嚢群は羽片の基部近くに1個ずつ並び、楕円形で毛が無い。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)〜九州
     山地の樹幹、岩上に着生

  • 撮影月日・場所

  •  2008年10月6日  鹿児島県屋久島
     中    同  上
     下・胞子嚢群    同  上

  • 撮影記

  •  図鑑などの記述によると、本州(関東地方以西)〜九州に分布し、山地の樹幹、岩上に着生する珍しいシダのようで、見つかるとすぐ採取されるため非常に少なくなっているようである。
     そんな情報が頭に入っていたので、屋久島で太い屋久杉の樹幹にこのシダが着生しているのを見つけた時は大喜びした。
     1度目にすると気をつけるせいか、その後も樹幹や岩上に生えているのを何株か見つけた。
     台湾にも分布し、大きいものは25cm位に伸びるらしいが、日本では大きくてもせいぜい15cm程度のようだ。ただ、5cmにも満たないような小さな株にも胞子嚢群はついていた。

    その他のシダ
オオクボシダ2

胞子嚢群