タカウラボシ(高裏星)

Phymatosorus nigrescens


タカウラボシ

  • 科名・属名 :
     ウラボシ科 オキナワウラボシ属

  • 特徴 :
     草丈80〜120cmの常緑性のシダ。
     根茎は短くて這い、三角状長楕円形で暗褐色の鱗片を密につける。
     葉は1回羽状深裂し長楕円形で、長さ50〜70cm。羽片は12〜22対あり、線形で長さ6〜12(〜25)cm、幅1〜2(〜3)cmで、全縁で基部は葉柄に流れ翼となる。葉柄は30〜50cmで径約1cm、無毛。
     胞子嚢群はやや中肋寄りに両側に1列に並び、中間性、円形で径2〜3mm。胞子嚢群がついた部分は表面に著しく突出し、胞子が飛び散ると穴になる。

  • 分布・生育地 :
     沖縄   湿地

  • 撮影月日・場所 :
     2008年8月日23  沖縄県西表島
     中・葉表 2008年7月25日    同 上
     下・胞子嚢群   同  上

  • 撮影記 :
     ある野生ランの探しに入った西表島山中の湿地、蛇行した沢の淀みに落ち葉が積もって湿地になっている。
     ハブが出てきそうな嫌な雰囲気に加え、一歩踏み出すごとに足元が膝近くまで沈んで安定しない。
     深みを避け進んでいくと、湿地の上に胞子嚢群が葉の表面に突出したシダ(中の写真)があるのに気がついた。
     別の場所の水田跡の湿地にあると聞き探すつもりでいたが、思いがけない場所で見つけ大喜びした。
     目的のランも見つかってどちらもしっかり撮影し、ハブの出てこないうちにと湿地を早々に後にした。

  • その他のシダ
胞子嚢群の葉表

胞子嚢群