ツクシノキシノブ(筑紫軒忍)

Lepisorus tosaensis


ツクシノキシノブ1

  • 科名・属名 : ウラボシ科 ノキシノブ属

  • 特徴 :
  • 草丈15〜33cmになる常緑性シダ。着生。
     根茎は短く横走し、暗褐色で辺縁が淡褐色の鱗片を密につける。
     葉はやや込み合ってつき、葉身は披針形〜線状披針形、長さ15〜30cm、幅は中部の最も広い所で2.5〜3cm。先端は尾状に長く伸び、やや薄い革質〜紙質で無毛。葉柄は細く、長さ0.5〜3cm。
     胞子嚢群はほぼ葉身の全体にわたってつき、円形でやや中肋寄りに並ぶ。

  • 分布・生育地 :
  •  本州(紀伊半島南部)〜九州
     谷沿いの林下の岩上、樹幹

  • 撮影月日・場所 :
  •  2013年2月8日  徳島県海部郡
     中、下・胞子嚢群    同  上

  • 撮影記 :

  •  常緑樹が多いとはいえ冬場の谷間は明るい。岩のゴロゴロする谷を細い流れに沿って遡行する。
     適度な湿気に恵まれた谷間はシダにとって好適な生育条件なのか、林下や岩上に色々なシダが生えている。
     目の前の岩上についていたのがシダ、同行のシダに詳しい花仲間が本種だと教えてくれた。
     関東あたりに分布するノキシノブは胞子嚢群が中肋と葉縁の中間につくが、本種は胞子嚢群がやや中肋寄りに着くことが違いとされる。
     ノキシノブと比べると葉の縁が波打つ株が多いような気がする。

    その他のシダ
ツクシノキシノブ2

胞子嚢群