アカネムグラ(茜葎)

Rubia jesoensis


アカネムグラ

  • 科名・属名
  • : アカネ科 アカネ属

  • 特徴

  •  草丈20〜80cmの多年草。
     茎は太く直立し、4稜があり、まばらに下向きの刺が生える。
     葉は4個輪生し、披針形で長さ3〜8cm、幅0.4〜1.5cm。先は尖り、裏面脈上には下向きの刺がある。
     花は葉腋から短い集散花序になり、まばらに多数の花をつける。花冠は白緑色で直径約3mm、先は4〜5裂して平開する。
     果実は黒熟する。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(北陸、東北地方)
     海岸近くの湿った草原

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年7月19日 青森県八戸市
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  青森県の海岸にミチノクイワタバコを撮影に出かけた。
     東北新幹線もまだ盛岡止まりで、東京を朝一で出ても現地到着は昼近かった。
     目的の花はすっかり遅めでがっかりしたが、真っ青な海とさわやかな草原に慰められた。
     それでも、この花や、ヒメキンポウゲなどに会えて楽しい花見行だった。

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花アップ