- 科名・属名 ： アカネ科 ヤエムグラ属
- 特徴 ：
草丈１５〜３０ｃｍの多年草。
茎は直立し、ほとんど無毛。
葉は４個輪生し、葉身は卵形〜広披針形、長さ１〜４ｃｍ、幅０．８〜１．５ｃｍ。先は狭まって尖り、３本の脈が目立ち、縁と脈上に短毛がある。葉柄は無い。
花は茎の先に短い花序を出し、少数の花をつける。花冠は黄緑色、直径３ｍｍ、先は４裂する。萼筒は半球形〜釣鐘形、径約１ｍｍ、短毛が密生する。
果実には上方に曲がった短い毛が生える。 - 分布・生育地 ：
北海道〜本州（北部） （国外：日本固有）
亜高山の岩場や湿った斜面 - 花期 ： ７〜８月
- 撮影月日・場所 ：
上・全体１ 1981年7月19日 北海道夕張岳
中．全体２、以下全て 同 上
(上、中は拡大写真あり、写真をクリック） - 撮影記 ：
キヌタソウに似た花であるが、花序が短く花数が少ないのが特徴である。
北海道から本州北部にかけて分布しているが比較的少なく、初めて訪れた夕張岳で、当時は名前もわからずに撮影した花の一つである。
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