ハマサオトメカズラ(浜早乙女蔓)

Paederia scandens var. maritima


ハマサオトメカズラ1

  • 科名・属名
  • : アカネ科 ヘクソカズラ属

  • 特徴

  •  つる性の多年草。
     ヘクソカズラの海岸型の変種で、葉が厚く、表面に光沢があり無毛、裏面は時として少し毛がある。
     葉は灰白色の鐘形で、先は浅く平開する。花冠の喉部と内側は紅紫色。

  • 分布・生育地

  •  本州〜沖縄  海岸

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2010年6月27日 沖縄県沖縄島
     下 2005年12月3日 沖縄県与那国島

  • 撮影記

  •  暖かいはずの南の島も、季節風が強く小雨交じりの冬の日は寒い。
     防波堤の内側の砂浜、そんな雨に打たれてこの花が咲いていた。
     ヘクソカズラの海岸型で、葉が厚く光沢のあるのが特徴である。
     母種のヘクソカズラが屁糞というなんともかわいそうな名前を付けられているのに対し、早乙女とはこれまた極端な待遇の差だ。

    同じ科の仲間の花
ハマサオトメカズラ2