シマギョクシンカ(島玉心花)

Tarenna subsessilis


シマギョクシンカ

  • 科名・属名
  • : アカネ科 ギョクシンカ属

  • 特徴

  •  高さ1〜1.5mの常緑低木。
     葉は対生し、長楕円形で、長さ6〜20cm、幅3〜8cm。先は鋭く尖り、基部は円形、裏面に粗い毛を散生する。葉柄は短く3〜6mm。
     花は枝先に長さ2〜4cmの短い集散花序となって多数つき、花冠は白色、高杯形で先は5浅裂する。
     果実(液果)は球形で径約7mm、黒熟する。

  • 分布・生育地

  •  小笠原列島  常緑樹林内

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2011年6月30日 東京都小笠原

  • 撮影記

  •  急な登山道をあえぎながら登っていくと、道端にわずか1花だけこの花が咲き残りっていた。
     ギョクシンカの小笠原版で、小笠原だけに生育している。
     葉柄の短いこと、葉の基部が円形なこと、花柄は太くて短く、花が密集してつくことなどが違いとされている。

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