ヤクシマハシカグサ(屋久島はしか草)

Neanotis hirsuta var. yakusimensis


ヤクシマハシカグサ1

  • 科名・属名
  • : アカネ科 フタバムグラ属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。
     茎は柔らかく枝分かれして広がる。
     葉は卵形から狭卵形で長さ1.5〜3cm、幅0.5〜1.5cm。両面に毛がある。
     花は茎頂や葉腋に数個つき、花冠は白色で長さ2mm程度、先は4裂する。
     ハシカグサの変種で全体に小さい。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島)  道端

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年8月24日 鹿児島県屋久島
     中、下 2006年9月5日  同 上

  • 撮影記

  •  夏の終わりに出かけた屋久島。この時期撮影できる花のリストにあげ、ハシカグサを小さくした植物と思って探していたが、登山道で見つけられずあきらめかけていた。
     それが人や車通りの激しい林道際で見つかった。そういえば、ハシカグサも畦や道路際など人を感じる場所で見ることが多い。
     それにしても小さい花だ。そのつもりで探しているから見つかったが、ただ歩いているだけなら気にも留めないだろう。
     屋久島の植物は土壌や気象の関係からか矮小化したものが多い。

    同じ科の仲間の花
ヤクシマハシカグサ2

花アップ