イヨカズラ(伊予蔓)

Vincetoxicum japonicum


イヨカズラ1

  • 科名・属名
  • : ガガイモ科 カモメヅル属

  • 特徴

  •  草丈30〜80cmの多年草。
     茎は先端が伸びてつる状になる場合もある。
     葉は対生し、楕円形で長さ3〜10cm、幅3〜7cm、先は円〜鈍頭。やや厚くて両面の脈上に短毛がある。
     花は上部の葉腋から1〜5cmの花序を密に出して多数つき、直径8mmで5深裂する。花冠は淡黄白色。
     花が暗紫色になるものがあり、
     クロバナイヨカズラ(f. puncticlatum)という。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州、小笠原
     海岸近くの乾いた草地

  • 花期
  • : 5〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年6月29日 静岡県伊豆半島
     中 2012年5月30日 神奈川県三浦半島
     下左・クロバナ 2013年6月17日 鹿児島県甑島
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     下右・花 2012年5月30日 神奈川県三浦半島

  • 撮影記

  •  伊豆の海岸にイズアサツキを探しに出かけた。
     きっとこの花も見つかるだろうと期待していたが、予想通り海を見下ろす海岸の草むらでこの花に出会った。
     海岸に生える植物らしく、厚くて照りがある葉が印象的だった。
     伊豆半島で出会った株は直立していたが、三浦半島で出会った株は先端がつる状に伸び、カモメヅル属の特徴をよく示す株だった。
     下左の写真のように花が暗紫色になるものがあり、クロバナイヨカズラと呼ばれるが、西日本の島嶼にはこのタイプが多く、この写真を撮影した甑島では、このタイプがほとんどだった。



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イヨカズラ2

クロバナイヨカズラ