- 科名・属名 ： ユリ科 ネギ属
注．ＡＰＧ分類では、ヒガンバナ科(AMARYLLIDACEAE)、属名以下変わらず - 特徴 ：
草丈３０〜５０ｃｍの多年草。
葉は直径３〜５ｍｍで中空。
アサツキに似ているが、花茎が葉束の横から出ることがある。
また、花も白色〜淡紅紫色、花被片は長さ７〜９ｍｍで先が短く尖ることが異なり、幅は長さ３〜３．５ｍｍ。 - 分布・生育地 ：
本州（伊豆半島南部） （国外：日本固有）
海岸の岩上 - 花期 ： ６〜７月
- 撮影月日・場所 ：
上・全体１ 1996年6月29日 静岡県下田市
中・全体２(群落)、以下全て 同 上
(上、中は拡大写真あり、写真をクリック） - 撮影記 ：
秋にはよく訪れる伊豆の海岸も、夏のこの時期に訪れるのは初めてだった。
この花が目的ではあったが、そんなに簡単には見つからないだろうと思っていた。
海岸の崖上で咲き初めの株を見つけほっとして撮影し、海岸に降りるとこの花の群生に出会った。
海岸の岩上が全面この花で覆われていて見事だった。
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