ツクシガシワ(筑紫柏)

Cynanchum grandifolium


ツクシガシワ

  • 科名・属名
  • : ガガイモ科 カモメヅル属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     茎は先端がつる状に伸びる。
     葉は下部に数個対生し、卵円形〜広楕円形で、長さ12〜25cm、幅7〜15cm。先は尖り、基部は円形またはくさび形で、3〜6cmの葉柄がある。
     花は葉腋に花序をつけ、2〜5cmの花柄の先に暗紫色で、径8〜10mmの花を10個程度つける。
     果実(袋果)は長さ5〜8cm、幅約4mmの線状披針形。

  • 分布・生育地

  •  本州(中国地方)、四国、九州
     山地の林下

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年6月26日 大分県玖珠郡
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花、下左・葉   同 上
     下右・果実 2013年7月21日 広島県廿日市市

  • 撮影記

  •  検索表では、茎の下部にまとまってつく葉が大きいのが特徴で、長さ12〜25cmと承知していたにもかかわらず、実際に20cmを超える葉が対生している姿を見た時、その大きさに驚かされた。
     周囲を見回すと、大きな葉と1mを超える草丈の株が点々と見えた。そのくせ、茎の所々に密集してついている紫褐色花は、地味で小さなものだった。
     時間も遅くやや薄暗い林下、全体を写しこもうとすると花がよくわからず、長く伸びた茎は少しの風にも揺れる。やっとのことで何カットか撮影した。
     ガガイモ科の花は地味のものが多いが、よく見ると味わいがあり、果実(袋果)の形と相俟って、何となく親しみを覚える。

    果実(袋果)

    同じ科の仲間の花
花

葉