アメリカアゼナ(亜米利加畦菜)

Lindernia dubia subsp. major


アメリカアゼナ1

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 アゼトウガラシ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの1年草。北アメリカ原産の帰化植物。
     葉は対生し卵形長楕円形で基部はくさび形。縁には鋸歯がある。下部の葉は不明瞭な柄があるが、上部は無柄。葉の鋸歯と柄がアゼナとの相違点である。
     花は上部の葉腋に1花つけ、淡紫色で唇形。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州 水田や湿地

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年8月23日 千葉県夷隅郡
     下 1994年8月21日 静岡県小笠山

  • 撮影記

  •  北米原産の帰化植物で、戦後全国的に広まった田んぼの雑草である。
     最近はよく似た種類が帰化していて、タケトアゼナ(アメリカアゼナRタイプ)やヒメアメリカアゼナという植物も帰化しているようだ。
     タケトアゼナとは葉の基部の形が異なっている。

    同じ科の仲間の花
アメリカアゼナ2