エナシシソクサ(柄無紫蘇草)

Limnophila fragrans


エナシシソクサ

  • 科名・属名
  • : ゴマノハグサ科 シソクサ属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。
     茎は匍匐または斜上、葉は長楕円形で対生し、小さな鋸歯がある。
     花は白色または帯紫紅色で筒状、先は唇形になる。花が葉腋に直接つき。柄がないのがよく似たシソクサとの違いである。

  • 分布・生育地

  •  沖縄  水田や湿地

  • 花期
  • : 7〜12月(?)

  • 撮影月日・場所

  •  2004年12月12日 沖縄県西表島
     アップ 2004年7月11日 同上

  • 撮影記

  •  沖縄だけに分布しシソクサによく似ている。花に柄がないのが特徴で。アップの写真を見るとそのことがよくわかる。
     西表島のごく狭い地域の水田や堀などの日当たりのいい湿った場所に生えているものの、この花を知っていてその気になって探さなければ見逃してしまうようなありふれた小さな草である。

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花アップ