- 科名・属名 ：
- 特徴 ：
- 分布・生育地 ：
- 花期 ： ７〜８月
- 撮影月日・場所 ：
- 撮影記 ：
ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
草丈７〜２０ｃｍの多年草。
分枝して株を作り、やや密に白毛が生える。葉は対生し、卵形で１．５〜３ｃｍ。両面とも毛が多く、縁にはやや尖った鋸歯がある。
花は茎の先に短い花序を作り、淡青紫色の花を数個つける。花柱が長く花冠から飛び出る。
北海道 高山の砂礫地や草地
1980年7月29日 北海道大雪山
アップ 1980年7月27日 同左
北海道の高地の草原や砂礫地に生え、花冠から花柱が飛び出るのが特徴で、アップの写真でそのことがよくわかる。
大雪山では写真のような見事な株が見られる。本州にもヒメクワガタと名のつく花があるが、ここまで立派な株は見たことがない。
本州の高山のお花畑が狭い範囲に多くの種類が咲く箱庭的であるのに対し、北海道の高山のお花畑は、１種類の花で埋め尽くされたり、株も大きくスケールが違う。
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