ゴマクサ(胡麻草)

Centrantera chevalieri


ゴマクサ1

  • 科名・属名
  • : ゴマノハグサ科 ゴマクサ属

  • 特徴

  •  草丈10〜60cmの1年草。
     全体にかたい毛があり、葉は厚く対生する。葉の長さは2〜6cm、狭披針形で先は尖り、両面に剛毛が生える。
     葉の上部の葉腋に1個、黄色で筒形、長さ2cm程度の花をつける。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東以西)〜沖縄  湿地

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年8月28日 千葉県山武郡
     中 2013年9月16日 広島県東広島市
     下左・花、下右・葉   同 上

  • 撮影記

  •  食虫植物で有名な千葉県の湿地は、春から秋まで植物が楽しめる。
     夏も終わりの頃には、本種やヒメハッカなど珍しい植物も観察できる。
     見た目優しそうな花であるが、茎や葉に触ると硬い毛がありゴワゴワしている。
     和名は花や果実の形がゴマに似ていることから付けられている。

    葉

    同じ科の仲間の花
ゴマクサ2

花