クチバシグサ(嘴草)

Lindernia ruellioides


クチバシグサ

  • 科名・属名
  • : ゴマノハグサ科 アゼナ属

  • 特徴

  •  草丈10〜45cmの1年草。
     茎は初め単一であるが、後に長さ15〜30cmの匍枝を出す。
     葉は対生し、楕円形〜楕円状円形で、長さ1.5〜3cm、幅1〜2cm。先は鈍頭または円頭、縁は鋭い鋸歯縁で、鋸歯の先は鋭尖頭。表面には短く粗い毛を密生し、裏面は無毛。
     花は2〜7cmの総状花序となって2〜6対つき、花冠は淡紅白〜淡紅紫色、唇形で長さ6〜7mm。上唇は2裂し、下唇は深く3裂する。
     果実(刮ハ)は狭円筒形で、長さ1.5〜2cm、径2mm。

  • 分布・生育地

  •  徳之島、沖縄   湿地

  • 花期
  • : 8〜12月?

  • 撮影月日・場所

  •  2014年1月21日  沖縄県国頭郡
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記

  •  沖縄島やんばる(山原)の登山道、水溜まりの縁などに咲いているのをよく見かける。
     初めこの花はスズメノトウガラシモドキと聞き、それなら西表島などでよく出会った花だと撮影しなかった。
     最近、八重山には両方見られるが、沖縄島で見られるのは本種と聞かされ、改めて図鑑を確認した。
     図鑑には、本種は匍枝を出すこと、葉は円みの強い楕円形で無毛、鋸歯は鋭く尖るが芒状にならない等の違いがあることが記されていた。
     1月、この花の花期としてはややずれていたが、何とかいくつかの花を見つけ、特徴を確認して撮影した。

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花

葉