サツキノヒナノウスツボ(五月の雛の臼壺)

Scrophularia musashiensis


サツキノヒナノウスツボ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 ゴマノハグサ属

  • 特徴

  •  草丈40〜100cmの多年草。
     茎はやや軟弱で4稜があり、花は葉腋から細長い花序を出して、暗赤褐色の花を1〜3個つける。
     ヒナノウスツボに似るが、花期が春であることや、刮ハが卵状球形であることが異なる。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東西部、中央アルプス、伊吹山)
     山地の林内

  • 花期
  • : 4/下〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1995年5月3日 埼玉県秩父
     アップ 1995年5月14日 東京都高尾山

  • 撮影記

  •  小さな花をまばらにつけ、気をつけて歩かないと見逃してしまいそうな花である。
     こんな小さな花でも、アップで見るとそれなりに可愛い。
     高尾山は、年中ハイカーや観光客が多い割に、花が色々残っている。登山道際でこんな目立たない花もひっそり咲いている。

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花アップ