シオガマギク(塩竈菊)

Pedicularis resupinata


シオガマギク

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 シオガマギク属

  • 特徴

  •  草丈25から60cmの半寄生の多年草。
     茎はほとんど枝分かれしない。葉は下部のものは対生、上部は互生し、狭卵形で長さ4〜9cm、縁には重鋸歯がある。
     花は茎の上部に、赤紫色で点々と横向きにつく。

  • 分布・生育地

  •  北海道(中部以南)〜九州 山地の草地

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1999年8月29日 滋賀県伊吹山

  • 撮影記

  •  高原の草地などで割合によく見かける。
     トモエシオガマとよく似ているが、本種は茎の所々から花をつける。
     シオガマの和名の由来は、「塩竈は、海岸で海水を煮詰めて塩を作る釜」のことで、その景色が「浜で美しい」ことから、 シオガマの仲間の{葉まで美しい」に掛けているとのことである。それほど葉が美しいとは思えないが・・・。

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