トモエシオガマ(巴塩竈)

Pedicularis resupinata var. caespiosa


トモエシオガマ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 シオガマギク属

  • 特徴

  •  草丈20〜50cmの半寄生の多年草。
     シオガマギクの変種でよく似ている。一番の違いは、本種は花序がつまり、茎の先に花が巴形につくことである。シオガマギクは茎の途中にもつく。
     また、本種のほうが、葉もやや幅が広い。

  • 分布・生育地

  •  本州(中北部)
     亜高山帯〜高山帯の草地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年8月3日 山形県月山

  • 撮影記

  •  特徴にも書いたが、花が茎頂にまとまってつき、上から見ると巴形に見えることから、この和名が付けられている。
     シオガマギクが高原などに多いのに対し、本種はそれよりも標高の高い明るい草地で見かけることが多い。

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