スズメノトウガラシ(雀の唐辛子)

Lindernia antipoda


スズメノトウガラシ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 アゼトウガラシ属

  • 特徴

  •  草丈5〜20cmの多年草。
     茎は根元で分枝して斜上し、葉は対生で柄がなく、倒披針形で尖った鋸歯がある。
     花は上部の葉腋からやや太い花茎を伸ばし、淡紅紫色の1花をつける。雄しべ4本のうち下の2本は葯がない。

  • 分布・生育地

  •  本州(福島県以南)〜沖縄
     やや湿り気のある田畑

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年9月23日 鹿児島県奄美大島
     アップ 2004年10月4日 沖縄県西表島

  • 撮影記

  •  正直言って上の写真は、本種と認識して撮影したわけでなく、後から写真を見て同定した。
     アゼトウガラシとよく似ていて区別しにくい。花や葉の幅、鋸歯などから本種としたが、確信は持てない。
     夏から秋にかけての休耕田は、よく見ると帰化種も含め非常に多くの目立たない花が咲いている。雑草図鑑を持っていって確認しながら撮影すれば面白い。
     そう言いながら、自分自身は、暑さと面倒なためいつもいいかげんに写してきて反省している。

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花アップ