トモエシオガマ(巴塩竈)

Pedicularis resupinata var. caespitosa


トモエシオガマ1


  • 科名・属名 : ゴマノハグサ科 シオガマギク属
    注.APG分類ではハマウツボ科(OROBANCHACEAE)、学名(P. resupinata subsp. teucriifolia var. caespitosa)

  • 特徴 :
     草丈20〜50cmの半寄生の多年草。
     シオガマギクの変種でよく似ている。
     違いは、本種は花序が詰まり、茎の先に花が巴形につくことで、シオガマギクは茎の途中にも花がつく。
     また、本種のほうが、葉もやや幅が広い

  • 分布・生育地 :
     本州(中部地方以北) (国外:日本固有)
     亜高山帯〜高山帯の草地

  • 花期 :  7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
    上・全体1 1997年8月3日  山形県月山
    中・全体2 2004年8月22日  山梨県富士山
    (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
    左下・花 1997年8月3日  山形県月山
    右下・葉 2008年9月6日  長野県白馬岳

  • 撮影記 :
     特徴にも書いたが、花が茎頂にまとまってつき、上から見ると巴形に見えることから、この和名が付けられている。
     シオガマギクが高原などに多いのに対し、本種はそれよりも標高の高い明るい草地で見かけることが多い。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
トモエシオガマ2

花