ヤマトラノオ(山虎の尾)

Pseudolysimachion rotundum var. subintegrum


ヤマトラノオ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属

  • 特徴

  •  草丈40〜90cmの多年草。
     葉は対生し広披針形でとがり、基部は細まってほとんど柄がない。両面に短毛があり、特に裏面の脈上には多い。
     花は茎の先に長い穂状になり、青紫色の花を密につける。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東以西)〜九州(北部)
     林縁や草地

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年9月2日 大分県大分郡

  • 撮影記

  •  山の草地などに生える。葉の基部に柄がないのが特徴で、よく似たヒメトラノオヒロハトラノオなどとの違いである。
     この花が咲いていた大分県の草原には、ヒゴタイなどもあり、初秋の風を感じながら撮影した。

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