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- 科名・属名 : ハイノキ科 ハイノキ属
注.APG分類では、学名(S. formosana)
- 特徴 :
高さ2〜5mの常緑小高木。
枝は暗褐色で、若枝は細く褐色の毛を密生する。
葉は互生、葉身は長楕円状披針形〜卵状披針形で、長さ2〜6cm、幅1〜2.3cm。先は鋭尖頭、基部はくさび形、縁には低い鋸歯がある。質は薄い革質、表面は無毛で中肋上に微毛があり、裏面は初め粗毛があるが後無毛。葉柄は長さ(1〜)2〜3(〜4)cm。
花は葉腋に長さ2〜3cmの穂状花序となり(5〜)10〜20(〜28)個の花をつける。花柄は長さ1mm以下。苞や小苞は長さ0.7〜1mm、背面は有毛で、宿存する。花冠は白色で、径3.5〜4mm、先は5深裂し、裂片の先端はしばしば赤紫色を帯びる。雄しべは18〜30個。
果実(核果)は卵状つぼ形で、長さ約4mm、黒熟する。
- 分布・生育地 :
九州(奄美大島以南)〜沖縄(沖縄) (国外:中国(南部)、台湾) 山地の林内
- 花期 : 3〜4月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2013年3月17日 沖縄県国頭郡 中・全体2 2015年3月25日 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花、右下・葉 同 上
- 撮影記 :
岩場の間を抜け、沢に沿って遡行する。午後ということもあるが薄暗くて気味が悪く、夏なら絶対に入り込まない沢だ。
少し両側が開けた場所に出ると、沢の側の木に白い花が咲いているのが目に入った。
屋久島などでよく見たハイノキに似ていたが、同行した花仲間によれば、ハイノキは沖縄には分布せずこの花とのことであった。
薄暗い中ISO400のフィルムで撮影したが、微風ながら止まることはなく、ブレていなかったカットは1、2枚しかなかった。
その後また出合い、今度は少しましな状態で撮影できた。

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