ハイノキ(灰の木)

Symplocos myrtacea


ハイノキ

  • 科名・属名
  • : ハイノキ科 ハイノキ属

  • 特徴

  •  高さ5〜10mの常緑小高木。
     樹皮は暗褐色で、本年枝は細くて淡緑色。
     葉は互生し、狭卵形〜広披針形で長さ4〜7cm、幅1.5〜2.5cm。先端は尾状に尖り、基部は広いくさび形か円形、縁には鈍頭の浅い鋸歯があり、両面とも無毛。乾くと淡緑色になる。
     花は前年枝にの葉腋に散房花序とって3〜数個つき、花冠は白色で径約12mm、先は5深裂する。
     果実(核果)は狭卵形で長さ7〜8mm、紫黒色に熟す。

  • 分布・生育地

  •  本州(近畿地方以西)〜九州(屋久島まで)
     山地の林内

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年5月17日 愛媛県石鎚山麓
     中・花 2008年4月25日 鹿児島県屋久島
     下・葉 2006年5月29日   同 上

  • 撮影記

  •  ヤクシマシャクナゲに会いに出かけた屋久島の山、登山道のあちこちにこの花が散り落ちていた。
     急な登りで喘ぎながらも上を見上げると、枝先にはまだいくらか花が残っていた。
     樹皮が灰色をしている訳でもないので、何でこの和名なのかと由来を調べたら、この木を燃やすと厚く灰が残るからという説と、この木の灰を染色の媒染剤に使うからとの2つの説があった。
     いずれにしても、外見ではなく燃やした灰が由来ということがわかった。

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花

葉