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- 科名・属名 :
ハマウツボ科 ナンバンギセル属
- 特徴 :
草丈20〜30cmの1年草。寄生。
シバスゲやヒメノガリヤスなどに寄生する。
ナンバンギセルによく似ているが、全体に大きく、花茎も太い。
花も明るい紅紫色で大きく、長さ4〜6cm。花冠の先には細かい鋸歯がある。
萼は先が尖らず、淡紅紫色の筋もない。
- 分布・生育地 :
本州〜九州 山の草地
- 花期 : 7〜9月
- 撮影月日・場所 :
2003年8月3日 長野県南木曽郡 下・花 1994年8月6日 神奈川県箱根
- 撮影記 :
よく似たナンバンギセルに比べると、草丈が大きく、萼の先が尖らない、花は紅紫色が強く花弁の先にギザギザがあるなどの違いがあるとされている。
それに、ナンバンギセルより少し花期も早く、群生することは少ない気がする。
本種の方が山に生えるが、いずれにしてもよく似ていて区別しにくい花の一つである。
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