エゾノハナシノブ(蝦夷の花忍)Polemonium caeruleum |
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草丈30〜80cmの多年草。 茎や花序に短い腺毛と細毛がある。 葉は奇数羽状複葉、小葉は披針形〜広披針形で9〜12対あり、細長い。 花は茎の上部に散房状につき、花冠は淡青紫色で直径1〜1.2cm、5中裂し裂片の先はへこむか尖る。 萼は長さ8〜12mmで、2分の1〜3分の2程度切れ込む。 北海道、本州(白神山地) 亜高山帯の草地や林内 1991年6月23日 北海道札幌市 札幌市近郊のこの渓谷は、遊歩道が整備されているうえに植物の種類も多く、観察には好適な場所で何度か通った。 そんな遊歩道の奥、湿った岸壁にこの花が咲いていた。 ミヤマハナシノブと同一だとする見方もあるが、小葉の数や萼の裂け方などが異なるのが特徴とされている。 |