レブンハナシノブ(礼文花忍)

Polemonium caeruleum var.laxiflorum forma insulare


レブンハナシノブ1

  • 科名・属名
  • : ハナシノブ科 ハナシノブ属

  • 特徴

  •  草丈30〜60cmの多年草。
     葉はマメ科のような羽状複葉で、小葉は20枚前後ある。
     花序には腺毛があり、花は青紫色、5つに深く裂け、先は尖らない。
     カラフトハナシノブの品種で、風の強い所にある草丈と花序の詰まったタイプをいう。

  • 分布・生育地

  •  北海道(礼文島)  草地

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1983年6月12日 北海道礼文島
     アップ 1986年6月14日 同上

  • 撮影記

  •  礼文島にはこの花とカラフトハナシノブの両方があるとされている。
     草丈と花序の詰まったタイプが本種であるが、皆よく似ていて品種として分けられるのかどうか疑問だ。
     礼文島の風衝地の草地は、この花だけがポツンとやや抜き出て生えていることが多く、花の色の割には目に付く。
レブンハナシノブ2