カラフトハナシノブ(樺太花忍)

Polemonium caeruleum subsp.laxiflorum


カラフトハナシノブ

  • 科名・属名
  • : ハナシノブ科 ハナシノブ属

  • 特徴

  •  草丈30〜80cmの多年草。
     葉は互生し羽状に全裂する。小葉は9〜12対ある。
     花はややまばらにつき、花冠は淡青紫色で長さ1.8〜2cmとやや小型。
     萼と花柄には短い腺毛と細毛を密生する。萼は長さ7.5〜10mmで、2分の1程度切れ込む。

  • 分布・生育地

  •  北海道  高山の草地、林縁

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1986年6月28日 北海道崕山

  • 撮影記

  •  この仲間は学者によって分け方が異なり、正直言って素人にはよくわからない。
     ある本に礼文島と崕山に分布すると記述があったが、礼文島のものは花序の詰まったレブンハナシノブばかりのような気がして、崕山で撮影したカットとした。
     ただ、別の本にはこの山のハナシノブをミヤマハナシノブとしており、はっきりしないが、花弁の先が尖っていないので、いいのではないかと思う。